練馬大根引っこ抜き競技大会

　12/6、第9回練馬大根引っこ抜き競技大会に参加してきた。練馬大根は、昔は練馬近辺でたくさん栽培されていたけれど、今はほとんどされていないとのこと。その貴重な大根を思う存分に引っこ抜くことができるのがこの大会。昨年は気づいた時にはすでに定員いっぱいになってしまっていて参加できず。今年は詳細が出てすぐに申し込みをし念願の初参加となった（実は友人に教えてもらわなければ危なかった）。

　会場は住宅の隣の畑。着くとすでにたくさんの人。まずは開会式。大根体操とかやるのかと思ったら普通のラジオ体操だった。

　まず予選は40秒間で引っこ抜いた大根の本数を競う。1列の大根を順番に抜いていくのだけど、1本目を抜いたところに大根を置かないといけないので、抜いていくとどんどん走る距離が大きくなる仕組み。2本抜くときに大根を折ってしまったら失格というルールに緊張。抜くときは中腰になって膝を伸ばすようにして抜くのがコツらしい。競技者1人につき係の人が1人付いて、「もう少し腰を落として！」などと競技中に丁寧に指導してくれるので何も心配はいらない。そんな中、夢中で抜いているとあっという間に終わってしまった。僕の結果は7本。予選最高が15本と言っていたので半分もいかなかったけれど、大根を引っこ抜いたという達成感だけで大満足。うまく抜けたときの気持ちよさは病みつきになるなーと。これ、ストレス発散に良いかもしれない。

　決勝は何故か競技時間が2分に変更。みるみる積みあがる大根たち。

　さすがにこれは大根引っこ抜きの名人でも最後のほうはバテバテで、ズッコケる人もいた。多い人で38本とか言っていた気がする。

　この日は寒かったけど、温かい大根汁（名前忘れた）も振る舞われていて乗り切れた。何よりも楽しかったのが一番だったけどね。この大会は来年も出たいな。

　帰りは参加賞の大根を2本抱えながら電車で帰った。完全に車内で浮いていたけどいいの！

※この日引っこ抜かれた大根のうち、4000本は区内の小学校などの給食になったとのこと。おいしく食べてくれたかなー。