すっからかんの空を見上げて

ライブ、フェス、写真、散歩・・・

10/01 題名のない文化祭

10/1に題名のない文化祭というフェスに行ってきた。

http://www.748honpo.com/

コルクスが中心になってやっている手作りフェス。これまた温かいフェスだったので記録。

 この日は正午くらいに嫁とテレビとカメラを物色しようと難波まで出かけ。電車の中でなんとなく去年行った題名のない文化祭のことを思い出したので検索してみたら丁度今日やると!嫁に話してみると一緒に行きたいってことだったので電機屋巡りのあとに行くことにした。メインのはずだった電機屋巡りは基礎知識なさすぎて良くわからなかったのでまた来ることにして、早々に天満に向かうことに。と、その前に難波のocatで偶然ライブをやっていたので見てみる。

aromice

いつもはバンドでやっているみたいだけど、この日はアコギVer.ということで2人。アコギ男性とボーカル女性。MCでミナホに出るようなことを言ってたんだけど、~時くらいからやるみたいですって感じでアバウトに話してて面白かった。空の見えるところでこいう音楽はやっぱりいいなと思った。

 その後天満。歩いて天六。そこから郵便局経由で会場の旧北天満小学校まで。着いたらちょうど体育館でライブが始まったので見てみる。まあビールは買うよね。

ワゴンズ

 温かい感じがした。ポップなのかな、よくわからんけど。ちょっとありきたりすぎる気がしたなー好きだけど。

 男女ユニット。すごく楽しかった。MC中の二人の掛け合いが漫才みたいだと思った。例えば、男性「文化祭で思うことは何ですか?」女性「とりあえず床がきれいだなぁと。この文化祭は一年に一回しかやっていないのに掃除が・・・」男性「や、そうじゃなくて」。女性「軽音部的なものをやってたんですけど、自分が激しすぎて誰もついて来てくれなかった思い出があります」男性「私も今ついていけてません」って感じ。これが自然に続いていくわけで。女性がボケなのか天然なのか。でもそういう二人のやり取りを見ててみんな笑顔になっていくんだよな。特に女性、曲の前にお客さん全員立たせて「私のマネして踊ってください」って言いながらお客さん立たせたせいでその姿が客席から全然見えなかったり、曲の最中に踊りながらお客さんの中を走り回ったり。たぶんなんとなく気になったんだろうけどスイッチをいじくって蛍光灯が付いて自分で「は!」と驚いて「それ自分だよ!」って突っ込まれてたり、後ろに置いてあった写真を引っ張り出してきて「この学校はこうやって整備されました、・・・違う全然違うところだ!」って言ったり。これが矢野顕子さんの「ひとつだけ」を歌ってる途中だったりするんだけど全然曲を壊してないという笑 なんだかほんわかライブだったなぁ。幸せでした。良すぎたからCDも買ったんだけどCD-Rにその場で絵を書いていてそれがまた。また見たいな。

ここで教室のステージに移動。

オガサワラヒロユキ

 ギター一本で弾き語り。MC「今年で最後だし体育館の大きいステージでやりたいと思ったけど(題名のない文化祭は今年で一区切りとのこと)、やっぱり自分には小さいところが合うなぁと。一応主催メンバーなんですがいつも裏方で・・・」って。最後は「見えないから聞こえてくることもあると思います」と言って最後に電気を消してアンプも抜いてやった曲はダイアログ・イン・ザ・ダークで真っ暗闇の中感覚が研ぎ澄まされたのを思い出したりしながら聞いた。これはこれで新鮮だった。

コルクス

 「泣かないからね!」と言って始まったライブ。最後はみんなで大合唱で。アンコールもやってそれでも鳴り止まない拍手に「DJのサカグチ君が締めにいい曲をかけてくれるのでそれ聴きながら帰りましょう」って丸投げしてた。良かった!

最後に感想だけど、このフェスに来てるお客さんがみんなこのフェスのことが本当に好きで来てるのよね。特にコルクスのライブのときに特に感じたんだけど、愛されてるなあって思ったもん。本当に温かいフェスになっていると思う。一から手作りでフェスを作ってる人たち、そしてそれを判って楽しむお客さん。それぞれの思いのバランスが絶妙だと思う。こんなのなかなか無いと思う。今年で一区切りで来年はやらないとのことだけど、また何かしらの形でこういうフェスを開いてくれたらうれしいな。

というわけで協力したいというわけでTシャツを買って幸せな気持ちで帰った。本当にあの場にいれて良かったわ。うん。

題名のない文化祭